幼なじみ(続編)4
なんて言ってやろうかと考えながら思い切りドアを開けた。
「ぎゃははははは(笑)」
私は爆笑した。
ベッドに座っている勇の頬が赤く腫れている。
勇ママが本当にひっぱたいてくれた。
「家に帰ったら『おかえり!待ってましたー!』って母さんがいきなり殴ってきた。意味わかんねーから逃げてきた。」
勇は頬を擦りながら手招きし、隣に座るよう促してきた。
私は少し反抗して勉強机の椅子に腰掛けた。
「花、もしかして浴衣着て待ってた?」
勇が脱ぎ捨てられた浴衣を指差しながら言った。
「惨めだったなー私。」
うなだれながらチラっと勇を見た。
勇は浴衣を眺めながら、ため息をつき頭を抱えた。
「浴衣着るなら事前に言っとけよ〜。あ〜、もったいないことした〜。今から着てみろ!」
「もうクシャクシャじゃん。いやよ。」
勇はベッドに正座し、土下座のポーズをとった。
「すいませんでしたぁあ!!」
勇が大声で謝った。
下の階でお母さんの笑う声がする。
「もう許すよ。来年は絶対約束破らないでよね。」
「絶対浴衣でお願いします。」
勇はまた手招きしてきた。今度は抵抗せずに素直に勇に近づいた。
「ぎゃははははは(笑)」
私は爆笑した。
ベッドに座っている勇の頬が赤く腫れている。
勇ママが本当にひっぱたいてくれた。
「家に帰ったら『おかえり!待ってましたー!』って母さんがいきなり殴ってきた。意味わかんねーから逃げてきた。」
勇は頬を擦りながら手招きし、隣に座るよう促してきた。
私は少し反抗して勉強机の椅子に腰掛けた。
「花、もしかして浴衣着て待ってた?」
勇が脱ぎ捨てられた浴衣を指差しながら言った。
「惨めだったなー私。」
うなだれながらチラっと勇を見た。
勇は浴衣を眺めながら、ため息をつき頭を抱えた。
「浴衣着るなら事前に言っとけよ〜。あ〜、もったいないことした〜。今から着てみろ!」
「もうクシャクシャじゃん。いやよ。」
勇はベッドに正座し、土下座のポーズをとった。
「すいませんでしたぁあ!!」
勇が大声で謝った。
下の階でお母さんの笑う声がする。
「もう許すよ。来年は絶対約束破らないでよね。」
「絶対浴衣でお願いします。」
勇はまた手招きしてきた。今度は抵抗せずに素直に勇に近づいた。
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