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LOVEBAND。?

[443]  ayaki  2010-08-14投稿
―音乃宮莉子の自宅―\r

「そういえば…!!
わたくしって…
なんで、こんなキャラなのかしら…?」

(森井あずさは…
本心を見せてたじゃない…!!)

「お嬢様…どうか致しましたか?」

「―あ…いいえ。
何でもないですわ(笑)
わたくしったら…
情けないですわね。」

「いえ。…ですが、
お悩みがあれば
わたくし達、メイドに
お申付け下さいませ。」

「ええ…ありがとう。」

(そういえば…森井あずさは
森浦隼人と両想い…
キスまでしてたし…)

「もう…わたくしは
『森浦隼人』を諦めなくては…
ならないなんて。」

(♪ピリリリリ♪)

(わっ…電話??)

「…はい―」

「あー…音乃宮??」

(!?この声は…)

「あー…俺、俺…
森う…うわっ!何す…
森井!?離せっ…」

「―森浦…隼人…。
それに、森井あずさも…」

「ワリィ…急に。
森浦隼人だから…
聞きてぇ事あって…」

「―何ですの…??
何でわたくしの電話番号…
知ってるんですの…?」

「教えてもらった。
あー…森井に…」

「あ…そうですの…?」

「で…聞きてぇ事は
今日さ…何で
急に帰ったんだ?
俺と…森井がさ…
キスしてる時…//」

「―なかったから。」

「は…?もっかい言って」

「見たくなかったから」

「何で…?」

「それは…「お嬢様!
お夕飯でございます。
お電話中でしたか?
相手は…どちら様で?」

「べっ別に…電話なんてしてないわ(笑)」

「…貸して下さい。
相手が男なら…許しません。」

「あっ…!!返し…」

「もしもし…どちら様?」

「げっ…誰だよ!?」

「貴方…お嬢様にお電話
しないで下さります?」

「なら…悪かったな」

(ブチッ)

(せっかくの…わたくしの
好きな人からの電話…
相手から切られちゃった…)

「お嬢様。これで安心でございます(笑)」

「邪魔しないでよっ!!
いくら、メイドでも…
あたしの幸せを奪わないで!」

「何ですか!?その汚いお言葉は!!」

「―いやっ…家出してやるんだからっ…!!」

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