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悲しいお話?

[332]  2006-08-31投稿
カレーを食べつつ、俺『母さん、俺来年の春には結婚しようと思ってるんだ』
母『まぁ!そんな人があんたにもいたのね〜。来年の春なんてすぐじゃない!!式はあげるんでしょ?』
俺『いやいや普通にいるし。で今回は無理だったけど次に帰ってくる時には連れてくるよ!式はあげようとは思うよ。とりあえず今回は報告だけで、具体的にはまた来た時にするよ。』
母『そうね。あちらの御両親にも挨拶にいかなきゃいけないし、ゆっくりはしてられないわよ?けどおめでとう☆』
俺『ありがとう(^o^)』
母はおめでとうと言いつつも、少し悲しい顔をしていた。
きっと子供が離れていく寂しさや、俺が成長したことに嬉しさも感じてるんだろうと思った。しかしそれは違っていた。
母は大きなため息を一つ着いて話し始めた。
母『あんたカオちゃんって子のことは知ってるわよね?』
あまりにビックリして声が出なかった。
カオは福岡で同棲していて結婚を考えていて、それでも別れてしまった子だ。
なんで母がその子のことを知ってるんだ??母は箱を部屋から持ってきて、そこから一通の手紙を渡してきた。
宛名は母の名前で裏にはカオの名前。中を開けてみると、また封筒が入っていて、俺宛てに名前が書いてあった。
母『カオちゃんと文通をしていたのよ、五年も前から』
『けど去年の春から手紙がこなくなってね。あんたに話すかは悩んだんだけど、あんたが無事に結婚することになったらこの手紙を渡して欲しいって言われて。』
母は申し訳なさそうにそう言った。

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