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ハコイリムスメ 弐

[270]  ゆゅ  2006-09-01投稿

その日から泰規と夜智は仲良くなった。

泰規は顔は可愛く、背もそれほど高くない。何より重度の天然キャラ
なのにやることはやっていた。


一方、、、夜智はかなりの美人。大和撫子とはこのことだ
だがモテない。夜智は名家のお嬢様で、登下校時にはどこかの日本文化の家元だとかいう おばあ様 が付き添っている。お琴、日舞、礼儀作法、やお花にお茶などと、肩のこりそうなお稽古を幾つもしていた、、、、婚約者もいるらしぃ
つまり‘ハコイリムスメ’なのだ。

あれだけの美人なのに浮いた噂がたたないのは これだからだった。

授業中
いつものようにドリームの世界に入ってた泰規がふと下を見ると小さなメモがあった。

★でぃぁ 藤澤くん★
大好きデス。付き合って下さぃ
★ふろむ ゃち★

夜智からだった。

夜智を見ると 顔が紅い。ウソではないらしぃ

泰規はちょっとテレながら『うん』と夜智に言った。


次に夜智からきたメモには 『じゃあよろしくね★たいきくん♪』と書かれていた


―こちらこそ宜しく―\r
泰規はそうつぶやいた。

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