スカバンburn!!〜夢〜 -34- 前とは違う
―――ワン家
弘「はい、今日のお昼はオムライス〜」
弘毅と美弥が猛、波音、光希、そして拓朗の家からやって来た聖二の前に皿を並べた
猛「うまそ〜いただきます!」
波「タケ、あーんして★」
猛「あーん(^O^)」
聖「…(-_-;)」
いつも通りの2人を聖二は呆れ顔で見つめた
光「そういえば…こっちに来てから一回も秋奈に会ってないね」
猛「拓朗もバイトばっかで全然会えないしねー。せえちゃんも何でずっと拓朗ん家におんの?なんだかんだでこっちの家、まだいっぱいスペースあるのに」
聖「俺がこっちきたら、向こう拓朗と秋だけになってなんか拓朗が危ないやんか」
美「拓朗が危ないの?笑」
光「秋もこっちにきたらいいやん。今、うちと美弥と波音で部屋使ってるけど、まだ部屋あるから2部屋に分かれたら狭くないし…」
聖「だから、それができひんからこうなってるんだってば」
光波猛「???」
聖「まあいろいろあんの!」
光波猛「いろいろ?」
いらだちを感じ、聖二は目を閉じた
聖「…お前らにとっては、今の毎日は久しぶりの仲間と過ごせる楽しい毎日か?それとも…彼やら彼女と一緒におれる楽しい毎日か?…もう…前みたいな9人とは違うよな」
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