CROSS DRIVE57[信ずべきこと]
刹那の事実を大和が聞いてから2日がたち、刹那はストリートコートに座っていた。何をするわけでもなくボーッとしている刹那の前に再び大和が現れた。
「よう。」
刹那は大和に頭を下げた。大和は刹那の隣に座り、口を開いた。
「この前は、ありがとな」「いえ・・・説得にでも来たんですか?」
刹那の問いかけに大和は笑って言った。
「違げぇよ。お前に聞きたいことがあってよ。」
刹那は不思議そうな表情を浮かべたが大和は続ける。
「バスケが嫌いなら、何で球技大会出たんだ?」
「それは・・・柊木くんに誘われたからです。彼には不思議と興味が湧いたんで、出てもいいかなって思っただけです。」
刹那の言葉に、大和は軽く笑って言った。
「球技大会でのお前は、バスケを楽しんでた。それは翔人のバスケを楽しむ心に触れたからなのかもな。」刹那は下を向いて黙っていた。大和はさらに続けた。「バスケが嫌いなやつでも、あいつに誘われると何かバスケにおもしろみが出てくる。あいつなら信じれるだろ?お前がどう思うかは自由だ。ただ、オレらはいつても待ってる。」
大和は立ち上がり、ゆっくりとコートを後にした。夏から秋に変わる風が刹那を通り抜けた
「よう。」
刹那は大和に頭を下げた。大和は刹那の隣に座り、口を開いた。
「この前は、ありがとな」「いえ・・・説得にでも来たんですか?」
刹那の問いかけに大和は笑って言った。
「違げぇよ。お前に聞きたいことがあってよ。」
刹那は不思議そうな表情を浮かべたが大和は続ける。
「バスケが嫌いなら、何で球技大会出たんだ?」
「それは・・・柊木くんに誘われたからです。彼には不思議と興味が湧いたんで、出てもいいかなって思っただけです。」
刹那の言葉に、大和は軽く笑って言った。
「球技大会でのお前は、バスケを楽しんでた。それは翔人のバスケを楽しむ心に触れたからなのかもな。」刹那は下を向いて黙っていた。大和はさらに続けた。「バスケが嫌いなやつでも、あいつに誘われると何かバスケにおもしろみが出てくる。あいつなら信じれるだろ?お前がどう思うかは自由だ。ただ、オレらはいつても待ってる。」
大和は立ち上がり、ゆっくりとコートを後にした。夏から秋に変わる風が刹那を通り抜けた
感想
感想はありません。
「 籠球? 」の携帯小説
- CROSS DRIVE63[龍がごときチーム]
- CROSS DRIVE62[全てをぶつけること?]
- CROSS DRIVE61[全てをぶつけること]
- CROSS DRIVE番外編?[龍洋大付属高校バスケ部メンバー紹介]
- CROSS DRIVE60[ポジション変更の理由]
- CROSS DRIVE59[ポジション変更案]
- CROSS DRIVE58[チーム]
スポーツの新着携帯小説
- ベースボール・ラプソディ No.69
- ベースボール・ラプソディ No.68
- 大好きだった…ただ、大好きだった。
- 大好きだった…ただ、大好きだった。No.5 登場人物紹介
- 大好きだった…ただ、大好きだった。
- 大好きだった…ただ、大好きだった。
- 大好きだった…ただ、大好きだった。