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スカバンburn!!〜夢〜 -44- ブサイク

[334]  きゃしー  2010-09-27投稿

―――翌朝

秋「…。」

鏡に映るのは腫れた目の自分

拓「…うわっ!顔ひどっ!!」

洗面所に顔を出した拓朗が声をあげた

秋「いいの!これで!」

ピンポーーン

拓「…誰やろ?こんな朝早くに…」



* * *




伸「うわ〜ひどい顔」

秋「うるさいなぁ…何しに来たん?」

伸「何しに来たん?じゃないやろ?!」

秋「ビクッ!」

伸「昨日、どんだけ心配したと思ってんの!あんな夜に女の子は一人で歩いちゃあかんやろーが!…ったく、携帯も繋がらんし、ほんまに…」

秋「…ごめん…なさい」

伸「…。はぁ…いや、ええよ。俺も昨日は突然、あんな人に会ってびっくりさせちゃったんやし…」

秋「あ…あの人は?あの後…どうしたん?」

伸「どうしたん…って、はあ…秋ちゃんが急に走り出すから、すぐに別れたよ。会っても話すことないし」

秋「ふぅん…」

ガチャ

拓朗の家の扉が開き拓朗が顔を出した

拓「お前ら、朝っぱらからマンションの階段で会話すんな。近所迷惑や」

伸「だって、たっくんが中に入れてくれへんねんもん」

拓「俺ももう家出なあかんの!暇なんやったら、ノブ、そいつどっかに連れてってやってよ」

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