遠くても…-42-
「あたし…松山くんと結婚することになった。
エリカ…ごめん、なんか複雑だよね」
松山くん、結婚するんだ…
「なんで?謝ることじゃないよ。」
「だってあたし、エリカが松山くんと付き合ってるころからずっと好きで、いっつもエリカのこと心の中で妬んでて…
エリカがいなくなってからあたし必死で松山くんのこと…なんか卑怯でしょ?」
そうだったんだ…
全然知らなかったよ。
「それなら謝るのはわたしのほうだよ。
ごめんね。
アイちゃんの気持ちも気づかなかったし、アイちゃんの大切な松山くんのこといっぱい傷つけちゃった。
ほんと、ごめんなさい」「そんなことないよ…
エリカ…ほんとごめんねぇぇぇ」
「わー、アイちゃんこんなとこで泣かないで!!
わたしはエリカと松山くんが幸せならうれしいよ!!」
アイちゃんは、大きなおなかをかかえながら、ポロポロと泣き出した。
きっと今まで、いっぱいつらかったんだね。
つらかったのは、エリカだけじゃない。
つらくて、弱虫なエリカを松山くんが必死で支えて、そんな松山くんを見てアイちゃんは何度も泣いたんだろうね。
エリカは松山くんにたくさん愛情をもらった。でもエリカは松山くんに愛情をあげることなんてなかった。
いつも想いは、幸村さんに傾いていた。
今、松山くんとアイちゃんはきっと、つらいことも、楽しいことも半分こして幸せに生きているんだね…
アイちゃん…
松山くんを愛してくれてありがと…
幸せになってね。
エリカ…ごめん、なんか複雑だよね」
松山くん、結婚するんだ…
「なんで?謝ることじゃないよ。」
「だってあたし、エリカが松山くんと付き合ってるころからずっと好きで、いっつもエリカのこと心の中で妬んでて…
エリカがいなくなってからあたし必死で松山くんのこと…なんか卑怯でしょ?」
そうだったんだ…
全然知らなかったよ。
「それなら謝るのはわたしのほうだよ。
ごめんね。
アイちゃんの気持ちも気づかなかったし、アイちゃんの大切な松山くんのこといっぱい傷つけちゃった。
ほんと、ごめんなさい」「そんなことないよ…
エリカ…ほんとごめんねぇぇぇ」
「わー、アイちゃんこんなとこで泣かないで!!
わたしはエリカと松山くんが幸せならうれしいよ!!」
アイちゃんは、大きなおなかをかかえながら、ポロポロと泣き出した。
きっと今まで、いっぱいつらかったんだね。
つらかったのは、エリカだけじゃない。
つらくて、弱虫なエリカを松山くんが必死で支えて、そんな松山くんを見てアイちゃんは何度も泣いたんだろうね。
エリカは松山くんにたくさん愛情をもらった。でもエリカは松山くんに愛情をあげることなんてなかった。
いつも想いは、幸村さんに傾いていた。
今、松山くんとアイちゃんはきっと、つらいことも、楽しいことも半分こして幸せに生きているんだね…
アイちゃん…
松山くんを愛してくれてありがと…
幸せになってね。
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