スカバンburn!!〜夢〜 -48- 気づいて
慶「あ、また違う」
光「あ、ごめん」
慶「あかんなぁ。あれ?秋奈、きとったん?」
秋「(…こいつ怒)…ええ、先ほどからずっと」
慶「あ、ごめん」
秋「べつに(-_-)」
光「うわっ」
慶「あぁもう、光希、貸して」
光「ごめんー。でも慶太郎がおって良かった♪」
慶「はいはい」
秋「…」
2人の隣で具材をこねる秋奈の手に力がこもる
秋「…いいもん。別に…」
伸「何がー?」
顔をあげるとつまみ食いしようと手を伸ばす伸昭がいた
秋「…こーらっ。」
伸「いてっ」
手をさすりながら伸昭は秋奈の隣に立った
秋「…何?」
伸「手伝う♪」
伸昭はやはり笑っていた
* * *
伸「うわっ」
秋「あ!もう〜へたくそ!!」
伸「あはは、ごめん。」
秋「…意外だね、料理出来ないんや」
伸「何でも出来そう?」
秋「うん。へら〜って笑って何でもやってそう」
伸「それが出来ないんだな」
秋「得意気に言うな」
伸「でも、なんかみっきー達とは逆やな」
光「え?」
伸「ほら、あっちは無口君が料理できてみっきーがだめだめ。で、こっちは秋ちゃんができて俺ができひんもん。まるで逆やな」
伸昭が笑ったので秋奈もつられて笑った
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