BVLGARIのパフュームの女2
第2話
18時から通夜だったが、現地到着は17時40分ごろ。すごい台数の車と、花輪の数。時間前だというのに次々と車が出入りして入れ替わる。
僕も、車を止め、ジャケットを着て建物に向かう。入り口付近で複数の取引先が挨拶をしてくる。中に入ると時間前なのにお焼香が始まっていた。
親族の席には息子さんである社長が立っていた。いつも思うが、そういう場で何て声をかけたら良いかわからない。悩んでいると社長から『お忙しいところすいません』、『落ち着いたら連絡します』と二言だけ発してきた。男樹のある社長だ。
お焼香を済ませ帰ろうとすると、総務部長がやってきて、『中に座ってって下さい』と言われた。が、どうも苦手で丁重にお断りして、帰宅の途に着いた。
滞在時間10分だった。
18時から通夜だったが、現地到着は17時40分ごろ。すごい台数の車と、花輪の数。時間前だというのに次々と車が出入りして入れ替わる。
僕も、車を止め、ジャケットを着て建物に向かう。入り口付近で複数の取引先が挨拶をしてくる。中に入ると時間前なのにお焼香が始まっていた。
親族の席には息子さんである社長が立っていた。いつも思うが、そういう場で何て声をかけたら良いかわからない。悩んでいると社長から『お忙しいところすいません』、『落ち着いたら連絡します』と二言だけ発してきた。男樹のある社長だ。
お焼香を済ませ帰ろうとすると、総務部長がやってきて、『中に座ってって下さい』と言われた。が、どうも苦手で丁重にお断りして、帰宅の途に着いた。
滞在時間10分だった。
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