最期の唄を焔にのせて 連詩
揺れない
枯れない
泣かない
比類なき
そのフェチズムに
泣けない
咲けない
見えない
私は放棄することへの
情念を
火だるまにされた魔女のように
最期の唄を焔に乗せて
歌うのです
幾ら焼かれても
未だに事足りず
どこまでも
どこまでも
永劫に続くと思わさるる
この業火に
貴方も私も怯えるのです
何かを焼かねば
収まらぬのなら
私が焼かれましょう
それで消去できるのならば
私が贄になりましょう
言えない
聞けない
笑えない
比類なき
そのフェチズムに
伝えない
届かない
叶わない
私は放棄することへの
情念を
火だるまにされた魔女のように
最期の唄を焔に乗せて
歌うのです
枯れない
泣かない
比類なき
そのフェチズムに
泣けない
咲けない
見えない
私は放棄することへの
情念を
火だるまにされた魔女のように
最期の唄を焔に乗せて
歌うのです
幾ら焼かれても
未だに事足りず
どこまでも
どこまでも
永劫に続くと思わさるる
この業火に
貴方も私も怯えるのです
何かを焼かねば
収まらぬのなら
私が焼かれましょう
それで消去できるのならば
私が贄になりましょう
言えない
聞けない
笑えない
比類なき
そのフェチズムに
伝えない
届かない
叶わない
私は放棄することへの
情念を
火だるまにされた魔女のように
最期の唄を焔に乗せて
歌うのです
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