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スカバンburn!!〜夢〜 -69- 迷子の男の子

[353]  きゃしー  2010-10-20投稿

―――1時間後

翼ち猛「ぎゃははは」

波「ずるーい!うちも!」

美「ほんま楽しそうやな」

聖「なんで俺までいっしょ…」

猛「いっっったぁーー!!」

拓美聖「?!」

突然の叫び声に拓朗達は猛のもとに駆け寄った

翼「どうした?!タケ?!」

波「わ!血が出てる!」

猛「どっかで指切ったみたい…」

聖「とりあえず消毒しよう」


* * *


伸「……」

秋「……」

伸「…なんか喋ってくれへん?」

秋「だ、だって…別に話すことないもん。」

――「誕生日どころか名前も…」――

伸(俺もあいつレベルか(-_-))

秋「なぁ…あの子、迷子かな」

秋奈の指さす方を見ると小さな男の子が泣いていた

伸「おーほんまや…っておい!」

男の子に駆け寄る秋奈

秋「僕ー?迷子?」

「…うん」

秋「よし!ノブ君!親探そう!」

伸「え?まじ…(-_-;」

秋「大丈夫!うちらがパパ達、探してあげるからね!」

「本当?」

秋「本当に!ね?だから、泣くな!」

伸(自分も泣き虫なくせに…)

「うん」

秋「よし!男や!」

伸「…」

男の子の頭を撫でて笑う秋奈を伸昭は遠くから眺めていた


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