がんばったで賞 80 〜あなただけに送る物語?作者おすすめ?〜
仲直りパーティーでたくさん話したので、2人とも何を話したら良いのか分からない。
長い沈黙が続く。
ドクドクと心臓の音がよく聞こえるほど。
『カズヒロ。』
「アキ。」
2人同時だった。
『あっ…カズヒロからでいいよ。』
「あ…じゃあ俺からで。」カズヒロは、冷たい風に吹かれながらも、話し始めた。
「今日は良かったよ。アキの小説家になる夢が知れて。俺、応援してる。」
『…ありがとう。』
アキは満面の笑みを浮かべた。
その笑顔は誰よりも可愛らしく、誰よりも輝いて見えた。
「で…アキは?」
するとアキは、バックから束ねられた紙を取り出した。
「…コレは、絵本?」
『私が、あなただけに送る物語。』
「アキが…俺だけに送る物語?」
カズヒロは聞き返した。
『絵…下手だけど、頑張って書いちゃった?』
題名…。
がんばったで賞。
「…がんばったで賞…。」
アキは小さく頷いた。
長い沈黙が続く。
ドクドクと心臓の音がよく聞こえるほど。
『カズヒロ。』
「アキ。」
2人同時だった。
『あっ…カズヒロからでいいよ。』
「あ…じゃあ俺からで。」カズヒロは、冷たい風に吹かれながらも、話し始めた。
「今日は良かったよ。アキの小説家になる夢が知れて。俺、応援してる。」
『…ありがとう。』
アキは満面の笑みを浮かべた。
その笑顔は誰よりも可愛らしく、誰よりも輝いて見えた。
「で…アキは?」
するとアキは、バックから束ねられた紙を取り出した。
「…コレは、絵本?」
『私が、あなただけに送る物語。』
「アキが…俺だけに送る物語?」
カズヒロは聞き返した。
『絵…下手だけど、頑張って書いちゃった?』
題名…。
がんばったで賞。
「…がんばったで賞…。」
アキは小さく頷いた。
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