中学三年の私
私は幼かった。
中学三年の私は強がりで馬鹿で泣き虫で臆病な人間だった。
自分が傷ついたら誰かを傷つけてた。
ただ、自分の辛さを誰かに分かって欲しかったんだ。
今なら分かる。
あの頃の私は幼かった。
上手く自分の気持ちが伝えられなくてそんな自分にムカついて親にあたっていた。
本当は分かってた違うとでも認めたくなくて強がって泣き叫んでた。
卒業してから思った。
私は変われるのかなって、今よりも少し大人になれてるかなって。
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