スカバンburn!!〜夢〜 -81- わからない気持ち
「ノーブ♪」
片付けを終えところで声をかけられた。慌てて振り返ると先ほどの帽子を被ったままの秋奈がいた
伸「…何なの、その呼び方は(-_-;」
秋「昨日の子の真似してみた。似てた?」
伸「なんか胸が痛むからやめてくれへん?(-_-;…もう喋ってくれへんかと思った」
秋「…何でー?」
伸「俺もわからんけど」
秋「一緒。うちもなんかわからん」
伸「何が?」
秋「何かが。でも1つわかった」
伸「?」
秋「ノブ君、ほんまはあんな風に女の子泣かすような人じゃないやろ?」
伸「…」
秋「さっきのライブ見て思ってん。ノブ君って素直じゃないやんな」
伸「何でそう思うん?」
秋「うちがそうやから」
伸「あぁ、説得力ある理由」
秋「それにさっき見たことないくらい楽しそうに笑ってた。ほんまはベース、すっごく好きやねんな。夢はベーシスト?」
伸「まさか、ただの暇つぶし程度。遊びやって」
秋「……ふぅん…」
伸「明日ホテル出るけどまた拓朗ん家?」
秋「うん、聖二も勉強集中したいからってたくの家に居るらしいし」
伸「ふうん。じゃあ俺もたまに遊びに行こ★」
秋「…なんで?」
振り返る伸昭の口元が笑う
伸「俺もわからん」
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