伝えたい事
『僕は今まで本気で人を好きになった事はない』
『どうして?』
『どうなるんだろう、そうなったら。考えたら怖い』
君が呆れて笑った
『いつかそんな人が現れる』
そう言って優しく笑った
僕には遠距離の彼女がいたし君の気持ちなんて聞いた事もない
でもさ
思うんだ
君がいなくなってから
仕事の愚痴をこぼせるのも
弱音を吐けるのも
過去を話せるのも
くだらない冗談を言って笑っていられたのも
全て君だった
君はいつも優しかった
仕事でも僕の負担を減らそうといつでも気を利かせてくれたし
手を差し延べてくれた
落ち込んだ時は君が一番に気付いてくれたし
そんな時はまた冗談を言って楽にしてくれた
君の優しさに助けられ
いつの間にか気持ちは晴れた
君に甘えていた
本当は君と同じ空間にいれるだけで安心していたんだと思う
君が教えてくれた
格好付けずに生きて行く事も
強く生きようとしなくてもいいんだという事も
誰かに頼ってもいいという事も
自分らしくいたらいいという事も
君がいなくなって気付いたんだ
君だけが僕の一番の理解者だったって
空いてしまった一つの椅子を見る度に心にぽっかりと穴が空く
笑って過ごしても何処か寂しい
また僕を助けて欲しい
それじゃ駄目だよって笑って肩を叩いて欲しい
僕は君の事を何も知らない
いつも笑っていたし
みんなに優しかったし
どんなに辛い事があっても大変でも決して顔には出さなかった
強い人だった
だから君の弱さも苦しみも知らない
もっと君を分かってあげられていたら今でも君は此処にいたはずなのに
何処で何をしているのだろう
あれから連絡も取れなくなった
もどかしくて苦しい
今でも忘れられない
『私が守ってあげるから』と言ってくれた事
君は嘘つきだね
僕を置いて何処かへ行ってしまうなんて
本当は君に伝えたい事があるんだ
感謝の気持ちも
今の僕の気持ちも
初めて人を心から好きになった
それは君だよ
『どうして?』
『どうなるんだろう、そうなったら。考えたら怖い』
君が呆れて笑った
『いつかそんな人が現れる』
そう言って優しく笑った
僕には遠距離の彼女がいたし君の気持ちなんて聞いた事もない
でもさ
思うんだ
君がいなくなってから
仕事の愚痴をこぼせるのも
弱音を吐けるのも
過去を話せるのも
くだらない冗談を言って笑っていられたのも
全て君だった
君はいつも優しかった
仕事でも僕の負担を減らそうといつでも気を利かせてくれたし
手を差し延べてくれた
落ち込んだ時は君が一番に気付いてくれたし
そんな時はまた冗談を言って楽にしてくれた
君の優しさに助けられ
いつの間にか気持ちは晴れた
君に甘えていた
本当は君と同じ空間にいれるだけで安心していたんだと思う
君が教えてくれた
格好付けずに生きて行く事も
強く生きようとしなくてもいいんだという事も
誰かに頼ってもいいという事も
自分らしくいたらいいという事も
君がいなくなって気付いたんだ
君だけが僕の一番の理解者だったって
空いてしまった一つの椅子を見る度に心にぽっかりと穴が空く
笑って過ごしても何処か寂しい
また僕を助けて欲しい
それじゃ駄目だよって笑って肩を叩いて欲しい
僕は君の事を何も知らない
いつも笑っていたし
みんなに優しかったし
どんなに辛い事があっても大変でも決して顔には出さなかった
強い人だった
だから君の弱さも苦しみも知らない
もっと君を分かってあげられていたら今でも君は此処にいたはずなのに
何処で何をしているのだろう
あれから連絡も取れなくなった
もどかしくて苦しい
今でも忘れられない
『私が守ってあげるから』と言ってくれた事
君は嘘つきだね
僕を置いて何処かへ行ってしまうなんて
本当は君に伝えたい事があるんだ
感謝の気持ちも
今の僕の気持ちも
初めて人を心から好きになった
それは君だよ
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