がんばったで賞 84 〜いじめの魔手〜
秋も深まっていく11月。アキが支度をしてアパートを出ると、
「よっ。」
『カズヒロ…。』
カズヒロが待ってくれていた。
「おはよう!」
カズヒロは朝から元気がいい。
アキは少し疲れるが、まあ大目に見ていた。
「おい。マフラーのまき方、おかしいよ。」
『え…直してくんない?』アキは、カズヒロにマフラーを巻いてもらった。
手際良く巻いていく。
「ふぅー。おしゃれ〜。」『…カズヒロは私のスタイリスト…なんちゃって。』「えっ?もしそうなら、一生懸命働かせて頂きます。」
『笑える。』
アキの笑顔。カズヒロの笑顔。
また…幸せな日々が戻ってきた。
しかし…。
昇降口で、上履きに履き替えようと、ロッカーを開けると、
そこには、ぐちょぐちょに濡れた上履きがあった。
アキがしばらく立ち尽くしていると、カズヒロが異変に気づいた。
「…どうしたの?」
アキは何も答えず、自分の上履きを指差した。
それを見ると、グチョグチョに濡れた上履き…。
「誰がやったんだよ…。」『またアズサかな…。』
「でも大丈夫だ。乾かせばなんとかなる。」
カズヒロはアキを励ました。
「だから…えーと…。」
カズヒロはアキにスリッパを持ってきた。
「今日はこれだな…。」
『ありがとう。』
しかし、また次なるいじめが。
「よっ。」
『カズヒロ…。』
カズヒロが待ってくれていた。
「おはよう!」
カズヒロは朝から元気がいい。
アキは少し疲れるが、まあ大目に見ていた。
「おい。マフラーのまき方、おかしいよ。」
『え…直してくんない?』アキは、カズヒロにマフラーを巻いてもらった。
手際良く巻いていく。
「ふぅー。おしゃれ〜。」『…カズヒロは私のスタイリスト…なんちゃって。』「えっ?もしそうなら、一生懸命働かせて頂きます。」
『笑える。』
アキの笑顔。カズヒロの笑顔。
また…幸せな日々が戻ってきた。
しかし…。
昇降口で、上履きに履き替えようと、ロッカーを開けると、
そこには、ぐちょぐちょに濡れた上履きがあった。
アキがしばらく立ち尽くしていると、カズヒロが異変に気づいた。
「…どうしたの?」
アキは何も答えず、自分の上履きを指差した。
それを見ると、グチョグチョに濡れた上履き…。
「誰がやったんだよ…。」『またアズサかな…。』
「でも大丈夫だ。乾かせばなんとかなる。」
カズヒロはアキを励ました。
「だから…えーと…。」
カズヒロはアキにスリッパを持ってきた。
「今日はこれだな…。」
『ありがとう。』
しかし、また次なるいじめが。
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