携帯小説!(PC版)

トップページ >> ノンジャンル >> 夢十夜 〜第九夜〜

夢十夜 〜第九夜〜

[678]  シナド  2010-11-19投稿

こんな夢を見た。

森の中で私は小川を眺めている。
川は50cmばかりの深さで恐ろしく澄んでいた。川底の丸い石ころの表面にに水面を通って射し込む光がゆらゆらと揺れている。

水面には鮮やかな色合いの花がいくつもいくつも浮かんでいて、くるくると水の流れに翻弄され浮き沈みしながら私の目の前を通っていく。
赤、桃、橙、黄、青。
花の色は実に様々であった。

対岸を見るとに川に足を浸した子供が数人いた。

それを見て私も水に入ってみようかと思った。

しかし川のこわいくらいに澄んだ水や美しい花々を見ているうちに、段々となんだかそれらが恐ろしいような気持ちに成ってしまった。

こんなところ生者が足を踏み入れる場所じゃない。

そう思った時、対岸にいた子供がこちらを向いて喋った。

「ようわかったのう。」









そこで目が覚めた。

感想

感想はありません。

「 シナド 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス