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X STORY(第二話)

[439]  アル  2006-09-05投稿
ある少年の家では




母親
「一希起きなさい!今日はテストでしょ!」



一希
「もうちょっと寝かせてよ!昨日はバンドのライブで忙しくて疲れたんだよ!」



少年の名は一希


この物語の主人公である




母親
「いいかげん!おきなさ―――い!」


一希
「うわ!」


一希はベットから転落した


一希
「い,今ので目覚めた…汗」


母親
「遅刻するわよ!」


一希
「わかったよ!行くよ!」


一希はあわてて階段を下り居間へと向かった


一希がテレビへと目を向けた


一希
「何だこりゃ!?バトルスーツ?」


ニュースではバトルスーツの事が放送されていた


一希
「す,す,すごい!こんなのあったらこれから遅刻しないですむ!!でも高いや…30万か…」


母親
「一希!!早くいきなさい!遅刻するわよ!」



一希
「はい!」


一希は大急ぎで玄関を出て自転車に乗り学校へと向かった




一時間後




一希
「セーフ!あぶねぇ!」


先生
「いや遅刻だ!10秒遅れたぞ!」

一希
「そんなー!10秒くらい見逃して下さいよぉ!」


先生
「だめだ!後で職員室来い!」


一希
「はーい…」




―休み時間―\r




健人
「気にすんなって!」


声をかけてきたのは一希の親友の健人だった



一希
「健人…」


健人
「おまえそのくらいで落ち込みやがって。でもさすがにもう遅刻すんなよ」


一希
「うん,わかった。ありがとな!」

健人
「俺は別に大した事はいってねぇぞ」


その時教室に一人の少女が入ってきた


健人
「おい!あれ未来ちゃんだぜ!やっぱいつ見ても可愛いなぁ。スタイル抜群!そして胸もでけぇ!」


一希
「おい!何処みてんだよ!このド変態!」


健人
「わりぃ!つい!笑」


この平和な時も束の間にすぎなかった…

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