何も知らない
仕事だろか?深夜男はクタクタになりながら家に帰って来た。
男は「ただいま」と一言。
だが返事はない。
当然だ。男は独身なのだ。
返事の代わりにプルルルル…と受話器が鳴る。
(斉藤さん!!斉藤刑事〜!!実はさきほど事件がありまして…応援お願い出来ないでしょうか?)
仕事の電話だ。どうやらこの俺は刑事のようだ。
「何だ?」
(殺人事件ですよ。ご存知ないですか?ニュースはもう流れてると思うんですが)
斎藤は急いでテレビをつけた。丁度そのニュースが目に飛込んで来た。
速報という文字。
「今日、大阪府××市××丁で大学生の中村絵理子さんが何者かに腹部を刺される事件がありました」キャスターはできたてホヤホヤの原稿を慌てて読みあげる。「絵理子さんは病院に運ばれましたが先ほど死亡が確認されました」
ニュースを見た時斉藤は ある事 に気づいた。
自分のシャツが薔薇色にそまっていることに。
斉藤…いや斉藤容疑者は何も覚えていなかった。手に残るナイフを刺した感触を除いては。
男は「ただいま」と一言。
だが返事はない。
当然だ。男は独身なのだ。
返事の代わりにプルルルル…と受話器が鳴る。
(斉藤さん!!斉藤刑事〜!!実はさきほど事件がありまして…応援お願い出来ないでしょうか?)
仕事の電話だ。どうやらこの俺は刑事のようだ。
「何だ?」
(殺人事件ですよ。ご存知ないですか?ニュースはもう流れてると思うんですが)
斎藤は急いでテレビをつけた。丁度そのニュースが目に飛込んで来た。
速報という文字。
「今日、大阪府××市××丁で大学生の中村絵理子さんが何者かに腹部を刺される事件がありました」キャスターはできたてホヤホヤの原稿を慌てて読みあげる。「絵理子さんは病院に運ばれましたが先ほど死亡が確認されました」
ニュースを見た時斉藤は ある事 に気づいた。
自分のシャツが薔薇色にそまっていることに。
斉藤…いや斉藤容疑者は何も覚えていなかった。手に残るナイフを刺した感触を除いては。
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