幼なじみ〜旅行編2〜
抽選会場に着くと、あまり混んでいなかった。
抽選券をスタッフへ渡し、その奥にある景品に目をやる。
1等は液晶テレビ。
2等は旅行券10万円分。
その他は覚えていない。
結果は……
「こちらから好きな飴をお取りくださーい。」
がっくり肩を落とし振り返ると、勇が斜め掛けしてたポーチの中をアサッてた。
「ちょっと、彼女の雄姿を見てなさいよ。」
「…あ?なんだ、結局当たってねぇじゃん。…あっ!」
二重に肩を落とす私の前に抽選券がスッと現れた。
「オレさっきベルト買ったから。抽選券2枚あった。」
私がその抽選券を触ろうとすると、「不幸が移るから触らないでください」と勇がそのまま抽選コーナーへ歩いて行った。
「ハズレてしまえノッポ野郎。」
三重に肩を落とし、壁に額を押しあてて待っている。
カランカラ〜ン♪
『2等賞おめでとうございまーす!』
光の速さで振り返ると、勇が周囲の注目から逃げるように景品を手にして返ってきた。
「当ててやった。はい。」
と、私に旅行券をくれた。
抽選券をスタッフへ渡し、その奥にある景品に目をやる。
1等は液晶テレビ。
2等は旅行券10万円分。
その他は覚えていない。
結果は……
「こちらから好きな飴をお取りくださーい。」
がっくり肩を落とし振り返ると、勇が斜め掛けしてたポーチの中をアサッてた。
「ちょっと、彼女の雄姿を見てなさいよ。」
「…あ?なんだ、結局当たってねぇじゃん。…あっ!」
二重に肩を落とす私の前に抽選券がスッと現れた。
「オレさっきベルト買ったから。抽選券2枚あった。」
私がその抽選券を触ろうとすると、「不幸が移るから触らないでください」と勇がそのまま抽選コーナーへ歩いて行った。
「ハズレてしまえノッポ野郎。」
三重に肩を落とし、壁に額を押しあてて待っている。
カランカラ〜ン♪
『2等賞おめでとうございまーす!』
光の速さで振り返ると、勇が周囲の注目から逃げるように景品を手にして返ってきた。
「当ててやった。はい。」
と、私に旅行券をくれた。
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