QUEEN of QUEEN〜漆黒の王?〜
何人も寄せ付けぬ互いの気、漆黒の竜の王と少女。リシュアにしてみれば無謀としか思えぬ状況ではあったが、その目はザイラスを捕らえて離さず、体は退くどころかむしろ前へ…隙をうかがい今にも飛びかからんと構えていた。
ザイラスは巨大な体を持つものとは思えぬほど静かにその四肢を地につけると、赤く冷たい目にリシュアを映す。
地上に降りた魔竜を前に、リシュアの額から頬に緊張の汗が滲み落ちる。
『哀れな娘よ。責務など忘れよ宿命など捨ててしまうが良い、さすれば命を落とさず短い生を全うできよう…』
ザイラスが言い終わらぬうちにリシュアは後ろに大きく両腕を引き、勢いをつけ剣を前へ振り上げた。
振り上がった剣から青い光を放つ大きな疾風が、ザイラスの首をめがけ飛んだ。
首まで後少しのところでザイラスは左の翼で疾風を払い飛ばした。リシュアは直ぐに次の隙を狙うため身構え、ザイラスをうかがう。
ザイラスは巨大な体を持つものとは思えぬほど静かにその四肢を地につけると、赤く冷たい目にリシュアを映す。
地上に降りた魔竜を前に、リシュアの額から頬に緊張の汗が滲み落ちる。
『哀れな娘よ。責務など忘れよ宿命など捨ててしまうが良い、さすれば命を落とさず短い生を全うできよう…』
ザイラスが言い終わらぬうちにリシュアは後ろに大きく両腕を引き、勢いをつけ剣を前へ振り上げた。
振り上がった剣から青い光を放つ大きな疾風が、ザイラスの首をめがけ飛んだ。
首まで後少しのところでザイラスは左の翼で疾風を払い飛ばした。リシュアは直ぐに次の隙を狙うため身構え、ザイラスをうかがう。
感想
感想はありません。
「 かなで 」の携帯小説
- 【携帯版】多賀城[たがのき]の携帯サイトが完成しました。
- PC用小説サイト新設のお知らせ
- 「携帯小説!」がスマートフォンに対応しました
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開
- 管理人です。
- サイトの新デザインを作ってみました。