スカバンburn!!〜夢〜 -94- 良かったね
――秋「お邪魔しまーす」
美「はいはい、どうぞ」
猛「秋が来るなんて珍し!どうかしたん?」
秋「居ちゃ悪い?……別に来るつもりじゃなかったんだけどノブ君が行ったらって言うから…」
猛「ノブ君?また一緒に居ったん?最近仲いいな」
秋「べっべつに、そんなことないもん!…それより光希は?」
美「部屋におるよ」
* * *
秋「…それでな、なんか知らんけど、めっちゃ楽しそうに家族のこと話すねん。…ノブ君って家族が大好きやねんなー」
光「そうなんや〜(さっきからノブ君の話題ばっかや)」
秋「あんな性格やからさ、きっと家族もあんまりかな〜と思っててんけど…ノブ君が優しいのって、きっと家族が影響してるんやろなぁ」
光「…」
少し面倒くさそうに聞いていた光希も秋奈が穏やかに話すので、ようやく微笑んだ
秋「…なあ光希」
光「んー?」
秋「今…幸せ?」
光「え?」
その言葉に光希は一瞬ためらったが、その表情を見て笑顔で力強く頷いた
秋「そっか」
――純粋に喜んであげられるようになるよ――
秋「良かったね」
上手く笑えたかな?
そんな心配がよぎったが、返ってきた光希の表情に秋奈はほっとした
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