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黒ト黎明ノ星 五

[315]  ミカミ  2010-12-03投稿
遺跡に着いたシンはさっそく中へ入った

遺跡の中は日は昔と変わらず大きな樹が根を伸ばしながら立っていた
その樹の周りに螺旋階段があり二階に上がる事ができる
シンは階段に近づいたその時
小さな黒い靄が渦巻いて形になっていく

真っ黒な外見で小さな子供位の大きさのアクマが現れた

渦はどんどん増えていき小さなアクマをかたどっていった

シンは刀を構えた

刀や槍は昔からルミアから教わっていたが実戦はこれが初めてであった

一匹のアクマがシンに向かってきた
軽く飛び上がって爪で引っ掻こうした

シンは横に避けてスキのできた小さなアクマに一つの太刀を浴びせた

小さなアクマは斬り口から血を噴き出しながら断末魔をあげ消えた

それをキッカケに残った数匹のアクマがシンに襲いかかってきたが敵ではなかった

シンは次々と小さなアクマを斬っていった

さほど時間も掛からず現れた小さなアクマ達をかたずけた
地面にはアクマ達の血の跡が残っていた

この程度か

などと思っていたが何やら上から気配を 感じ取った

何だ

そう思いながらシンは遺跡の上に上がって行った

最上階にたどり着くまでに何度か小さなアクマ
成人男性位の大きさのアクマが襲いかかってきたがその全てを撃退していた

最上階にたどり着いたシンの目に入ったのは大きめの扉だった

最上階に来たのは初めてであった

こんな所があったのか

部屋から先ほどの気配を感じた

シンは部屋に入った

部屋には何かの祭壇のようなものがあった
祭壇の左右には大きな赤と青の鎧が立っていた

シンは祭壇の前まで行った

そこにはかなり古ぼけた箱があった

気配はこの箱から感じた

シンは箱を開けた

中にはあったのは

『白い仮面』であった

シンは仮面に触れた

その時

左右にあった赤と青の鎧の目が光った

「・・マ・・モル」
「ソ・・・レガ・・シ・・メイ」

と声が聞こえた瞬間二体の鎧が襲いかかった

シンはかろうじて避けたが後ろへと吹き飛ばされた
「クソ!何なんだ!?」
と言い刀を構えた

白い仮面は地面に転がっていた


青い鎧が飛び上がって持っていた槍をシンに突き立てながら落ちてくる
シンは避け青の鎧の隙間に斬りかかったが大したダメージを与える事は出来すぎ後ろへと飛んだ
赤い鎧はコマに回りながら持っていた剣でシンに突っ込んできた
シンはそれを受け止めようとしたが吹き飛ばされた

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