黒ト黎明ノ星 八
その日の夜
ミカはすでに眠っている
シンはメイが言った『黒死病』について問いかけた
「黒死病ってのはミカの病気のことなのか?」
「フム、間違い無いだろう」
「・・・どんな病気なんだ。医者に見せても原因は解らない奇病だといわれたが」
「今の我は記憶がはっきりとしてはおらぬから詳しい解らんが・・・」
嫌な予感がした
「な、なんだよ?」
「この病気の先に待っているのは『死』であるらしいのは確かだ」
シンはなんとも言えない衝動に駆られた
自分の妹に対する死刑宣告だった
だがあることに気づいた
「なんで病気のことが分かったんだ?医者にも分からなかったのに」
「何度も言うが我にも解らんのだ。記憶がほとんど断片的にしか残っておらぬのだからな」
「記憶が戻れば何か解るのか?」
「戻ってみねばわからぬ」
そうかと言いシンは眠りに落ちた
この日はいろいろありすぎた
初めてアクマと戦った
塔の遺跡の最上階まで行った
そこで怪しい仮面を見つけた
二体の鎧と戦った
ミカの病気がどのようなものかを知った
心身ともに疲れきっていたのだ
明日もう一度レミアさんに聞いてみよう
そう考えながらシンは眠りについた
ミカはすでに眠っている
シンはメイが言った『黒死病』について問いかけた
「黒死病ってのはミカの病気のことなのか?」
「フム、間違い無いだろう」
「・・・どんな病気なんだ。医者に見せても原因は解らない奇病だといわれたが」
「今の我は記憶がはっきりとしてはおらぬから詳しい解らんが・・・」
嫌な予感がした
「な、なんだよ?」
「この病気の先に待っているのは『死』であるらしいのは確かだ」
シンはなんとも言えない衝動に駆られた
自分の妹に対する死刑宣告だった
だがあることに気づいた
「なんで病気のことが分かったんだ?医者にも分からなかったのに」
「何度も言うが我にも解らんのだ。記憶がほとんど断片的にしか残っておらぬのだからな」
「記憶が戻れば何か解るのか?」
「戻ってみねばわからぬ」
そうかと言いシンは眠りに落ちた
この日はいろいろありすぎた
初めてアクマと戦った
塔の遺跡の最上階まで行った
そこで怪しい仮面を見つけた
二体の鎧と戦った
ミカの病気がどのようなものかを知った
心身ともに疲れきっていたのだ
明日もう一度レミアさんに聞いてみよう
そう考えながらシンは眠りについた
感想
感想はありません。