いつもの場所で エピローグ4
「父も母も、親戚のつてで、働くことになったの。そこのオーナーさんの家族が、親戚の知人で、昔に、ご家族で、食べに来てくれて、是非とも手伝ってほしいって言われて…」
「お父さん、体調の方は、大丈夫なの?」
「うん…アドバイザー的立場だから」
「そう…で、ここから先、由美さん自身は大丈夫?」
「正直不安だよ…でも、ここには、義人さんや哲彦さんや、剛夫さんがいる。だから、くじけそうになったら、かすみや、義人さん達を思い出して頑張って行こうと思うの。」
「そっか。じゃあ、俺も、頑張っていくよ。せっかくだから、定期的に飲み会をやって、近況報告とか出来ればいいね」
「うん!喜んで」
そう言いながら、元気に笑う由美を見て、義人は抱えていた心の闇が、晴れたような気がした。
そして、6人はレストランを出てしばし初詣をしながら、いつの間にか、2人ずつになりながら、話をはじめた。
「剛夫さん、剛夫さんは、3人のなかでも、見守ってるタイプでしょ?」
「見守ってる?どうゆうこと?」
「哲彦さんや、義人さんに比べると、自分のことは、かまわずに、まず気になってることが、どうなるか、それが知りたくてしょうがないんだと思う」
「そうかなあ…」
「そうだよ。さっきから見てると、自分のことより、哲彦さんや義人さんのことばかり、気にしてるもん。似てるよね私と…私もかすみと由美が気になって、自分のことは、後回しだもん。…昔からそうだから、私全然、男運ないんだもん」
「それは、言えてるかも…俺もいつの間にか、気にいってた子が、結婚してたってパターンだもん。後回しにしてたからさ」
「やっぱり!じゃあ、この先、それがなくなるように、頑張ろう」
じゅんの掛け声に、剛夫は大きく頷いた
そして、哲彦とかすみは、しばらく黙ったまま、歩いていた
「哲彦さん」
「ん?」
「ごめんね」
「え?なにが」
「こうして、この地に住むことになって…。正直、私も由美も、哲さん達と知り合ってなかったら、この決断をしてなかったと思う。…だから、この先も哲さん達を頼ることになると思うから…」
「いや、嬉しいよ。俺達が、2人のこれからを、決める出会いだったのなら、運命の出会いだったんだしね」
「ありがとう…。これからもよろしくお願いします」
「こちらこそ…それから…」
「え?」
「お父さん、体調の方は、大丈夫なの?」
「うん…アドバイザー的立場だから」
「そう…で、ここから先、由美さん自身は大丈夫?」
「正直不安だよ…でも、ここには、義人さんや哲彦さんや、剛夫さんがいる。だから、くじけそうになったら、かすみや、義人さん達を思い出して頑張って行こうと思うの。」
「そっか。じゃあ、俺も、頑張っていくよ。せっかくだから、定期的に飲み会をやって、近況報告とか出来ればいいね」
「うん!喜んで」
そう言いながら、元気に笑う由美を見て、義人は抱えていた心の闇が、晴れたような気がした。
そして、6人はレストランを出てしばし初詣をしながら、いつの間にか、2人ずつになりながら、話をはじめた。
「剛夫さん、剛夫さんは、3人のなかでも、見守ってるタイプでしょ?」
「見守ってる?どうゆうこと?」
「哲彦さんや、義人さんに比べると、自分のことは、かまわずに、まず気になってることが、どうなるか、それが知りたくてしょうがないんだと思う」
「そうかなあ…」
「そうだよ。さっきから見てると、自分のことより、哲彦さんや義人さんのことばかり、気にしてるもん。似てるよね私と…私もかすみと由美が気になって、自分のことは、後回しだもん。…昔からそうだから、私全然、男運ないんだもん」
「それは、言えてるかも…俺もいつの間にか、気にいってた子が、結婚してたってパターンだもん。後回しにしてたからさ」
「やっぱり!じゃあ、この先、それがなくなるように、頑張ろう」
じゅんの掛け声に、剛夫は大きく頷いた
そして、哲彦とかすみは、しばらく黙ったまま、歩いていた
「哲彦さん」
「ん?」
「ごめんね」
「え?なにが」
「こうして、この地に住むことになって…。正直、私も由美も、哲さん達と知り合ってなかったら、この決断をしてなかったと思う。…だから、この先も哲さん達を頼ることになると思うから…」
「いや、嬉しいよ。俺達が、2人のこれからを、決める出会いだったのなら、運命の出会いだったんだしね」
「ありがとう…。これからもよろしくお願いします」
「こちらこそ…それから…」
「え?」
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