sound of you 38
「どこ行く?」
お姉ちゃんと戸惑っていると、スタッフらしき人がきて、
「マサの彼女っしょ?特等席まだ空いてるからおいで。」と言った。
お姉ちゃんはガッツポーズした。
スタッフに付いていくと、ロフトっぽい所に案内された。
「ここなら揉みくちゃにされる心配ない。」
そう言いながらお姉ちゃんはコートを脱いでいる。
……ステージからは遠くなっちゃったな。
私は少し落ち込みながらお姉ちゃんと同じようにコートを脱ぐ。
しばらくすると将樹さんがロフトに上がってきて、キョロキョロしてる。
「将樹!こっち!」と、お姉ちゃんが手招きすると、将樹さんが気づいた。
「くわー、寒かった。外雪降りだしてた。」
将樹さんの頭に雪のあとなのか少し水滴がついてる。
それをお姉ちゃんがハンカチで拭いてあげている。
その恋人らしい行動に見ているこちらが恥ずかしくなり、ステージに目を向けた。
BGMが止まると会場のライトが消え、ステージの上だけ青く暗いライトがついてる。
すると、ビートボックスが流れだし、ステージの袖からマイクを口にあてた5人組の男たちが現れた。
……マックで綾川くんを囲んでた奴らだ!
お姉ちゃんと戸惑っていると、スタッフらしき人がきて、
「マサの彼女っしょ?特等席まだ空いてるからおいで。」と言った。
お姉ちゃんはガッツポーズした。
スタッフに付いていくと、ロフトっぽい所に案内された。
「ここなら揉みくちゃにされる心配ない。」
そう言いながらお姉ちゃんはコートを脱いでいる。
……ステージからは遠くなっちゃったな。
私は少し落ち込みながらお姉ちゃんと同じようにコートを脱ぐ。
しばらくすると将樹さんがロフトに上がってきて、キョロキョロしてる。
「将樹!こっち!」と、お姉ちゃんが手招きすると、将樹さんが気づいた。
「くわー、寒かった。外雪降りだしてた。」
将樹さんの頭に雪のあとなのか少し水滴がついてる。
それをお姉ちゃんがハンカチで拭いてあげている。
その恋人らしい行動に見ているこちらが恥ずかしくなり、ステージに目を向けた。
BGMが止まると会場のライトが消え、ステージの上だけ青く暗いライトがついてる。
すると、ビートボックスが流れだし、ステージの袖からマイクを口にあてた5人組の男たちが現れた。
……マックで綾川くんを囲んでた奴らだ!
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