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ナルシストと変態と私と…13

[397]  柴田葵  2010-12-26投稿
鈴木は私をおろしてくれない。
谷田川『あのさ、おろして。』
鈴木『え〜やだ。』
今は、パソコン室。
谷田川『んじゃ、着いてかない。』
鈴木『それもやだ。』
森山『オイ?おろせよ。俺の谷田川を返せ。』
お前のじゃないし。
松本『さぁ、るなちゃんはどっちのものに!?』
黒沢『さっさと、職員室行けよ!』
菊池『確かに。』
谷田川『おろせ!』
鈴木『このまま行こう♪』はぁ!?バカかコイツ。
森山『待て、俺も行く!』最悪。
松本『勝負だ。勝負だ。』黒沢はいつも通り笑ってる。
パソコン室を出た。
谷田川『おろしてくれないの?』
鈴木『うん。谷田川チャンの体、柔らかいし感触が気持ちいいから触ってたい。』変態だ━━━━━━━━!嫌━━━━━━━━━━!森山『だから、谷田川は俺のだよ。』
どっちも嫌。
森山『そいつより俺の方がカッコイイだろ!』
ナルシストか?
鈴木『あ゙?』
また、喧嘩になりそう。
確かに、鈴木と森山だったら森山の方がカッコイイけど、鈴木の方が背が高い。突然、鈴木が走り出した。谷田川『ぎゃー!』
鈴木に抱っこされてる私は落ちそうだ。
森山『あっ!待て!』
職員室は一階なのに、鈴木は階段を登る。
谷田川『ど、どこいくの!?』
鈴木『いいとこ!』
後ろを見ると鈴木が職員室に行ったと思った森山は階段を下ったみたい。
一番上まで来た。
屋上だ。

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