がんばったで賞 92 〜アズサを追う人〜
帰り道。もう外は暗い。
雪が降り積もる帰り道を、アキは歩いていた。
もう気づけばクリスマスイブ。12月24日…。
カズヒロには、転校することは伝えないつもりだ。
カズヒロに迷惑はかけたくないから。
心配しないで。
アキは心の中でつぶやいた。
すると、前方からアズサが走ってきた。
顔が強ばっており、何ものかに追われているようだ。
『アズサ…。』
「助けて!」
アキは必死になって喋るアズサにノートを渡した。
「話したいことがあったらこれで書いて。」
アズサはあわてたように頷き、
『私の両親が柴山に殺された。私は命からがら逃げてきたけど、もうすぐ私も…。』
と書いてあった。
アキは、
『ほんと?』
と書き返した。
雪が降り積もる帰り道を、アキは歩いていた。
もう気づけばクリスマスイブ。12月24日…。
カズヒロには、転校することは伝えないつもりだ。
カズヒロに迷惑はかけたくないから。
心配しないで。
アキは心の中でつぶやいた。
すると、前方からアズサが走ってきた。
顔が強ばっており、何ものかに追われているようだ。
『アズサ…。』
「助けて!」
アキは必死になって喋るアズサにノートを渡した。
「話したいことがあったらこれで書いて。」
アズサはあわてたように頷き、
『私の両親が柴山に殺された。私は命からがら逃げてきたけど、もうすぐ私も…。』
と書いてあった。
アキは、
『ほんと?』
と書き返した。
感想
感想はありません。
「 るー6 」の携帯小説
- ROOM 24 〜かかってこい、俺が絶対守る〜
- ROOM 23 〜殺してやろうか〜
- ROOM 22 〜岬の異変〜
- ROOM 21 〜許さない、理性の限界〜
- ROOM 20 〜裏切りなしで過ごしたい〜
- るー6日記 1月30日 〜水戸市とは〜
- ROOM 19 〜絶望〜