sound of you 46
それからしばらく私たち3人はたわいもない話を続けた。
ヤスさんは見た目は恐いがこの辺の音楽仲間のリーダー的な存在だということが分かる。
冗談混じりの会話は大人っぽくたまに子供っぽく、私は少し大人の仲間入りをしている気分になった。
綾川くんはずっとこんな人たちと関わってきてるんだなー…
どうりで学校で浮くハズだ。
一人で納得する私。
……ガチャ
「おー、ヤスさんまだ開けてんの?ちょっと温かいやつくれ。コーヒーとか」
違うお客さんが入ってきた。
「オマエらどいつもこいつも…ウチは喫茶店じゃねーよ。バーなんだよ。酒頼めよ。」
ヤスさんは私たちから離れあちらのお客さんの相手をしだす。
「………………。」
さっきまで2人とも笑い合っていたのが嘘みたいに沈黙になる。
綾川くんが冷めきったコーヒーを一口飲むのが視界の隅に入った。
「…あの」
沈黙を破ったのは綾川くんだった。
「……槇原さん…、俺の作った曲………飽きた?」
ヤスさんは見た目は恐いがこの辺の音楽仲間のリーダー的な存在だということが分かる。
冗談混じりの会話は大人っぽくたまに子供っぽく、私は少し大人の仲間入りをしている気分になった。
綾川くんはずっとこんな人たちと関わってきてるんだなー…
どうりで学校で浮くハズだ。
一人で納得する私。
……ガチャ
「おー、ヤスさんまだ開けてんの?ちょっと温かいやつくれ。コーヒーとか」
違うお客さんが入ってきた。
「オマエらどいつもこいつも…ウチは喫茶店じゃねーよ。バーなんだよ。酒頼めよ。」
ヤスさんは私たちから離れあちらのお客さんの相手をしだす。
「………………。」
さっきまで2人とも笑い合っていたのが嘘みたいに沈黙になる。
綾川くんが冷めきったコーヒーを一口飲むのが視界の隅に入った。
「…あの」
沈黙を破ったのは綾川くんだった。
「……槇原さん…、俺の作った曲………飽きた?」
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