携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> sound of you 52

sound of you 52

[312] フラン子 2011-01-10投稿
それから綾川くんと学校でも話すようになった。

しかし、周りの人たちをそれをからかい、『槇原菜々子はブサイク好き』、『綾川充は槇原菜々子に催眠術をかけている』等々いろんなアホらしい噂が流れ始めた。


私たちは付き合ってるわけでもないのに、友達として話すだけでそんな風に思われる。

それに私だけを悪くいう噂ならまだ許せるが、綾川くんを悪くいう噂の方が圧倒的に多い。

綾川くんは「んー、仕方ないでしょ。」と軽く許すが私は許せなかった。


そしてイライラが最高に募った日の朝。
その噂話を一変させる出来事が起こった。


すでに朝のホームルームが始まっているが、綾川くんはまだ来ていない。


「あらら?愛しの眼鏡はまだ?」なんてチャラけた男子に言われたが無視した。


……ガラッ!

「遅れてスミマセン。」

教室の後ろのドアが開いたので、全員振り返った。

「…え、誰?」
「転校生?」
「なんか…カッコ良くない?」

クラスのみんながザワつく。

それは眼鏡を外した綾川くんだった。

担任も誰なのか分からなかったらしく、「えーと?」と困惑している。

「綾川です。登校中に中学生とぶつかって眼鏡割れたので遅れました。」

感想

感想はありません。

「フラン子」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス