携帯小説!(PC版)

トップページ >> 詩・短歌・俳句 >> ダークな笑顔で見下ろして

ダークな笑顔で見下ろして

[525] 十日十月 2011-01-13投稿


どこもかしこも
汚れた空気
呼吸をするのも
嫌になる
どいつもこいつも
同じだろうよ
カネに眩んだ
目が嫌い

財の使い道は 三者三様
とらぬ狸の皮算用

結局奴らは
見下したいのさ
いつだって可愛いのは
自分 自分 自分
結局わたしも
見下したいのさ
自分のこと棚にあげて
批判 批判 批判

何の罪もない
穢多 非人
見下して笑うの
けせらせら



どこもかしこも
汚れた街で
目を開くことさえ
嫌になる
自分もそうだと
認めたくない
目の前にそびえる
鏡割る

財は尽き果てて 路地の端
据え膳食わぬは武士の恥

結局奴らは
安らぎたいのさ
いつだって労働は
嫌い 嫌い 嫌い
結局わたしも
安らぎたいのさ
自分の先はきっと
暗い 暗い 暗い

何も知ることのない
キミ わたし
怠惰を尽くすの
へべれけで

全てを知ってる
ウンメイは
陰で笑うの
けせらせら

感想

感想はありません。

「十日十月」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス