携帯小説!(PC版)

lovers

[1041] サクラ 2011-01-14投稿
哀しみや苦しみの念は 共感を得やすいだろう

でも私は強くなると決めた

依存は よくないのだ

なぜなら、ゲームは余裕のある方が勝つのだから



私と彼は現在距離を置いている

いわゆる冷却期間というやつ

更には 私たちは不倫中である


噂によると 不倫をしている者は多くいるらしい

求めるモノが肉体なら 割切は約束されているモノなのだろう

私は依存症で恋愛体質
つまりは、寂しがりやなのでしょう

不倫には向いてないのかもしれない


趣味のない者は セックス依存症になると聞いたことがある
それも一理ある

ただ私は満たされないから浮気する
不倫する

真実の愛など そこにはないのに


私たちはmixiというサイトで出会った

私は子供のブログを掲載したり 友人との交流を満たす為に登録していたのだが、彼は違った

彼は出会い系目的で登録していた

彼は そういう人間

『女好きではなく、セックスが好き』と言っていたくらいだから…


出会いは 梅雨も終わりかけた じめじめした時期だった


私は自宅から20分ほどの場所にある実家に娘を連れていた

旦那は泊まりに来ない

このパターンは私たち夫婦の中では お決まりだった


mixiにログインすると“メッセージがあります”というテロップが表示された


ハッと思い クリックすると
『はじめまして、先日は足跡ありがとうございます。これも何かの縁。よろしければ、マイミクになっていただけませんか?』
とあった


(注:足跡というのは、誰かが自分のホームページにアクセスすると、ニックネームが表示されるもの

マイミクは、お互いに認証すれば プライベートな日記など お互いの動向などが、より鮮明にわかるようになるシステム)



私は正直戸惑った

顔も知らない人だし 信用もない

とりあえずプロフィールを見ることにした

ニックネーム:アビス

年齢:43歳

男性


職業:管理職


参加コミュニティーは 卑猥なモノばかりだった


私はじっくりチェックした

マイミクは若い女性ばかりだった



‘おもしろそう!’


とりあえず マイミク認証


『はじめまして。よろしくお願いします』


私は不安と期待を胸にメッセージを送信した

感想

感想はありません。

「サクラ」の携帯小説

公募投稿作品の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス