携帯小説!(PC版)

聖域

[585] 林芳 2011-01-15投稿

知人に、明るくえっちな話で笑わしてくれる小柄なおじさんがいる。


あたしが落ち込んでいたり疲れた顔をしている時、さりげなく暖かな気遣いをしてくれる、父親みたいな雰囲気の人。


「君さ、激しく似てるって話だよ」


珍しく空いていた店内で、ここのマスターが変な事をいい始めた。


「え、マスター、誰に?」

「ケンゾーさんの亡くなった奥さんにね、うり二つなんだってさ」


「え‥‥‥」


ケンゾーさんって、このお店でよく一緒になる、例のおじさんの事なのね・・


「あ、本人には内緒で!」


こっそりマスターが教えてくれたのは、ケンゾーさんの奥様が22歳の若さでこの世を去った事。

余りにもそっくりなあたしを初めて見たケンゾーさんが倒れそうなぐらいショックを受けたらしい事。


何よォ‥慰めてくれてるおじさんの方が、あたしの何倍も辛い思いしてるんじゃないのさーっ!!


‥‥大人だよー。








うーん、時々オシリ触るの許しちゃおっかな〜♪


なんちゃって(笑)


感想

  • 40924:さようなら♪(linfan)[2011-02-18]

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