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恋人は背後霊14

[393] 猫空 2011-01-19投稿
第十四話 寒ゐ朝

睦月も中頃の猫空。
ある日の朝の伊軽野御原家では朝の御約束があった。
「うう、寒い」
午前4時、京助は寒さで目が覚めた。
しかし、まだ少し寝惚けている為、近くに有る温かい物に抱きついた。
「んん、何か大きくて柔らかい物が二つ・・・・・・下の方に何か湿った穴が・・・・」
京助は再び寝てしまう。
これだけで読者の方は京助が何に抱きついたかお分かりだろう。
次に続く。

午前7時。
京助は目を再び覚ますと何かに抱きついていた。
大きくて柔らかい物が手に当たり、湿った所も有る。
そして京助はそれが何か漸く気付いた。
「き、京助、もおう、どれだけ触る気・・・・」
「え、影香!」
京助は後ろから影香に抱きついていた。
現在、左手は大きな胸を直接触り、右手は股間をこれも直接触っていた。しかも湿っている・・・・人差し指があらぬ場所に入ってますが・・・・
影香の顔が赤い。
「影香!ゑえゝゝ!」
「三時間も私の体触り続けるんだもの・・・胸だけでなく、いきなり指入れてくるなんて・・・濡らされるとは・・・今だって入れたまま・・・・んん・・・・」
つまり、影香は京助の手でいか・・・・
五分後、影香は解放されたが京助は気まずい。

光江がいれば京助が殺されていただろう。
「麻以さん、変なナレーションやめて!」
京助が絶叫するなか影香がぽつりと。
「したいなら何時でもいいよ・・・」

第十五話に続く

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