スカバンburn!!〜夢〜 -134- さっさと
伸「…汗」
聖「…」
ベッドの上で正座したままの伸昭と何も言わない聖二。台所からは秋奈とちひろが楽しそうに歌う声
伸「あのさ!」
堪えきれず伸昭が口を開いた
聖「何?」
冷たい聖二の目。伸昭もひるまない
伸「俺はあんたの娘さんに惚れちゃったんですけど」
聖「・・・(゚_゚)」
目を丸くした聖二
伸「何か俺もようわからんけど…いいですか?」
聖「……無理。」
伸「( ̄□ ̄;)!!」
聖「…」
伸「( ̄□ ̄;)!!」
聖「それは俺が決めることじゃないやろ?第一、俺、秋奈の親でも何でもないし」
伸「あぁ…そっか…そりゃそうだ」
聖「…だいたいなあ…お前らがいつまでもだらだらしてるから俺は迷惑してんだよ!お前なら、女のことくらい簡単なもんやろ?あいつを泣かして、あいつもいちいちお前のことで泣いて…ほんまに…さっさとくっつけばええねん!」
伸「はい…すみません汗」
聖「こんなとこで“関係ない”俺に告白してる暇があったらあいつに言えよ!」
伸「はい、おっしゃる通りで…でも…秋ちゃん、全然俺に心開いてくれへんし…それに…」
ちらっと視線をあげ聖二の様子を窺う伸昭。一方聖二は楽しそうに笑う秋奈の後ろ姿に目をやった
感想
感想はありません。
「きゃしー」の携帯小説
- スカバンburn!!-209- 光 希 へ 〜スタート〜
- スカバンburn!!-208- 光 希 へ 〜仕事〜
- スカバンburn!!-207- 光 希 へ 〜恋人〜
- スカバンburn!!-206- 光 希 へ 〜家 族〜
- スカバンburn!!-205- 光 希 へ 〜バンド〜
- スカバンburn!!-204- 光 希 へ 〜バンド〜
- スカバンburn!!-203- 光希へ 〜伸昭〜