チンゲンサイ。<51>
何と言う事だ。まさしく、この親にしてこの子あり。
これでは話し合いにもならない。
一方的に電話を切られ、
俺は仕方なく受話器を置いた。
『あなた。こうなる事は、初めから想定していたじゃありませんか。
だけど、どんな事があっても、私達は親として、ユウを守って行きましょうって、昨日二人で話し合ったばかりですよ。
相手の親に電話する前に、少し案を考えましょうよ。』
ユキエの言う事はもっともだと思った。
今の俺は、少し冷静さに欠けていたかも知れない。
ピンポーン……
その時、不意に玄関のチャイムが鳴った。
感想
感想はありません。
「麻呂」の携帯小説
- 奈央と出会えたから。<434>
- 奈央と出会えたから。<433>
- 奈央と出会えたから。<432>
- 奈央と出会えたから。<431>
- 奈央と出会えたから。<430>
- 奈央と出会えたから。<429>
- 奈央と出会えたから。<428>