ディフェンド
03.
朝食を済ましたケイゴは、レイに言われた通りに突き当たりの部屋に向かった。
そこに行くまでの廊下は長く、幅もかなり広い。
廊下の両側には等間隔にドアがあり、その数は20以上はある。
「ここか……」
このドアの先には何があるんだろうと、ケイゴに緊張が走る。
意を決してドアノブに手をかけ、押し開けた。
「うわあ……」
巨大なモニター、その下には壁に沿うようにして並んでいるたくさんのパソコン。
そしてその部屋の中には何十人もの白衣を着た人たちが、忙しそうにパソコンに向かって作業をしている。
ケイゴは唖然としてその光景を見ていた。
「邪魔だ」
後ろからそんな声が聞こえ、ケイゴは後ろを向くとそこにはリュウカとレイがいた。
ケイゴがドアから離れるとリュウカとレイは部屋の中に入り、モニターの方へ近づいて行った。
「ケイゴ、ついてこい」
リュウカに促され、ケイゴは2人の後をついていく。
モニターの前に着くと、リュウカはモニターの前の椅子に座っていた男に近づいていき、何かを話しだした。
そして話か終わると、リュウカと男がケイゴとレイの方へやってきた。
「こいつはこの情報局の局長だ」
「はじめまして。ソウって言うんだ。よろしくな」
男、ソウが挨拶すると、レイは小さく頭を下げる。
それを見たケイゴも、同じく頭を下げた。
「早速なんだが。今から俺が言うこと、しっかり聞くんだぞ」
ケイゴとレイが頷くと、リュウカは淡々とした口調で話し出した。
「お前らは、今日から俺の仲間になってもらう」
「仲間?」
ケイゴがオウム返しで聞くと、リュウカは頷き話を続ける。
「ここはリイバーって呼ばれてる連中の集まりでな。リイバーは上層司令部のハイトって連中から任務を受けて動くんだが、その任務ってのが凶悪犯罪組織ディーカの確保。後にハイトに受け渡す」
「凶悪犯罪組織だけあって、かなり危険な相手だ。一筋縄じゃいかない」
ソウは言うと、モニターの前の机から小さな箱を持ってきて蓋を開けた。
「ディーカと戦うために、これから君たちに戦う力を授ける」
朝食を済ましたケイゴは、レイに言われた通りに突き当たりの部屋に向かった。
そこに行くまでの廊下は長く、幅もかなり広い。
廊下の両側には等間隔にドアがあり、その数は20以上はある。
「ここか……」
このドアの先には何があるんだろうと、ケイゴに緊張が走る。
意を決してドアノブに手をかけ、押し開けた。
「うわあ……」
巨大なモニター、その下には壁に沿うようにして並んでいるたくさんのパソコン。
そしてその部屋の中には何十人もの白衣を着た人たちが、忙しそうにパソコンに向かって作業をしている。
ケイゴは唖然としてその光景を見ていた。
「邪魔だ」
後ろからそんな声が聞こえ、ケイゴは後ろを向くとそこにはリュウカとレイがいた。
ケイゴがドアから離れるとリュウカとレイは部屋の中に入り、モニターの方へ近づいて行った。
「ケイゴ、ついてこい」
リュウカに促され、ケイゴは2人の後をついていく。
モニターの前に着くと、リュウカはモニターの前の椅子に座っていた男に近づいていき、何かを話しだした。
そして話か終わると、リュウカと男がケイゴとレイの方へやってきた。
「こいつはこの情報局の局長だ」
「はじめまして。ソウって言うんだ。よろしくな」
男、ソウが挨拶すると、レイは小さく頭を下げる。
それを見たケイゴも、同じく頭を下げた。
「早速なんだが。今から俺が言うこと、しっかり聞くんだぞ」
ケイゴとレイが頷くと、リュウカは淡々とした口調で話し出した。
「お前らは、今日から俺の仲間になってもらう」
「仲間?」
ケイゴがオウム返しで聞くと、リュウカは頷き話を続ける。
「ここはリイバーって呼ばれてる連中の集まりでな。リイバーは上層司令部のハイトって連中から任務を受けて動くんだが、その任務ってのが凶悪犯罪組織ディーカの確保。後にハイトに受け渡す」
「凶悪犯罪組織だけあって、かなり危険な相手だ。一筋縄じゃいかない」
ソウは言うと、モニターの前の机から小さな箱を持ってきて蓋を開けた。
「ディーカと戦うために、これから君たちに戦う力を授ける」
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