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誘爆ディスライク

[398] 東雲 2011-02-05投稿


始まりはそう
いつもシンプルに

人は誰かを
嫌う生き物だから

その誰かに
選ばれた貴女

可哀相と思うよりも
1番先に安堵する

私でなくて
よかったと
胸を撫で下ろす

人は誰かを
嫌う生き物だから

貴女はあの人に嫌われた

理由なんて
たいしてありもしない

そのはずだけど
なのに 何故か
知らない内に

他の人にも
嫌われ始めた

人々も誰かを
嫌う生き物だから

人々はその誰かを
嫌いたかったのだ

その誰かに
選ばた貴女

伝染したように
感染したように
或いは
誘爆したように

そうしてみんなから
嫌われた貴女

けれど誰かを
理由もなしに
嫌い続けることは
中々できないから

いつかは解放する
いつかは飽きる

さて、新しい矛先を…

そして新たに
選ばれたのが
私だったのだ

伝染したように
感染したように
或いは
誘爆したように


貴女から…


感想

  • 40894:現実であり、真実ですね。毎回、東雲さんの詩にはいつも考えさせられます。アヤミ[2011-02-06]
  • 40895:アヤミさんコメありがとうございます。考えさせられますか!嬉しいです!東雲[2011-02-06]

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