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TPP

[756] 古代魚 2011-02-23投稿
 関税自由化による恩恵はある。国民の財布も弛み、購買意欲に弾みが付く。弾みが付けば世界であり、世界同時不況を除くのにTPPを使った。関税自由化を利用したのだ。


 農政はどうか。保護を必要とし、高くて当たり前だ。安いのが良いなら粗雑品を買えば良い。粗雑品は、粗雑品であって単価の付かない代物だ。安くて良い品に値段は付かない。


 この仕組みは、人間に必要な関税は、税の前払いであり、品物の先物取引だ。そうであるなら、リスクは国民が引き受け、国は税の配分をするだけだ。関税を着せた国は保護を必要とし、弱い農業しか出来ない。



 基幹事業が弱体で、世界に太刀打ち出来ないと解ると潰すしかない。それが人間の本能だからだ。本能に逆らってまで多額の税を掛けるのは、保護に名を借りたイジメであり、国の放置にあたる。


 脇役に置かれ、駅前の放置自転車のからくりに税金は使われる。つまり、他人の干渉に置かれない僻地政策だ。保護自体の性質が競争のない僻地だといえる。



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