アール・エー!
俺は、萩原騎勇(はぎわら・きゆう)
最近までは、何の変哲もない、ただの高校生だった。
―あの事件が起こるまでは…
―2201年4月―
俺は、決して成績がいい方ではなかったが
運動神経なら、誰にも負けない自信があった。
あの日も、体育の授業でサッカーをしていたんだ。
そこに、アレが降ってきた…
見たこともない…機械仕掛けの人形のような…
けれど、禍々しい程の兵器の量から
ソレが危険な存在だということは、よくわかった。
しかし、俺は…その場で何が起きたのか、理解できなかった。
目の前で、『クラスメイト』が《吹き飛んだ》…跡形もなく…
さっきまでサッカーを楽しんでいた仲間は、《死んだ》…?
――何が何だか分からなくなった
――自分も、死ぬんだと思った。
「何をしている!!貴様も『使える』者だろう?」…誰かの声がした。
「使えるって、何を…?」俺はその声に、問いかけた。
…回答は速かった。
「この《機動兵器》RA(ライオット・アーム)に決まっているだろう」
目の前に―
深紅の…巨人…?
「貴様も使えるはずだ。自分の右手を見ろ!」
俺の…右手?
―アザが浮き上がっていた。生まれつきだから、気にしなかったのだが
それが今、浮き上がっている。
「念じろ!貴様の望んだ姿になる!!」
こいつは、一体 何を言っているんだ?
「早くしろ!!!」
一瞬、目の前が
真っ白になった。
―白…
そこには白い機体があった。
「やはり使えたか…おい!乗りこなせるな?」
いきなり何を言い出すか。「どうやるんだよ!」
「マニュアルなどない。体で感じ取れ!!」
時間がない…
俺は…純白の機体を
身にまとった。
最近までは、何の変哲もない、ただの高校生だった。
―あの事件が起こるまでは…
―2201年4月―
俺は、決して成績がいい方ではなかったが
運動神経なら、誰にも負けない自信があった。
あの日も、体育の授業でサッカーをしていたんだ。
そこに、アレが降ってきた…
見たこともない…機械仕掛けの人形のような…
けれど、禍々しい程の兵器の量から
ソレが危険な存在だということは、よくわかった。
しかし、俺は…その場で何が起きたのか、理解できなかった。
目の前で、『クラスメイト』が《吹き飛んだ》…跡形もなく…
さっきまでサッカーを楽しんでいた仲間は、《死んだ》…?
――何が何だか分からなくなった
――自分も、死ぬんだと思った。
「何をしている!!貴様も『使える』者だろう?」…誰かの声がした。
「使えるって、何を…?」俺はその声に、問いかけた。
…回答は速かった。
「この《機動兵器》RA(ライオット・アーム)に決まっているだろう」
目の前に―
深紅の…巨人…?
「貴様も使えるはずだ。自分の右手を見ろ!」
俺の…右手?
―アザが浮き上がっていた。生まれつきだから、気にしなかったのだが
それが今、浮き上がっている。
「念じろ!貴様の望んだ姿になる!!」
こいつは、一体 何を言っているんだ?
「早くしろ!!!」
一瞬、目の前が
真っ白になった。
―白…
そこには白い機体があった。
「やはり使えたか…おい!乗りこなせるな?」
いきなり何を言い出すか。「どうやるんだよ!」
「マニュアルなどない。体で感じ取れ!!」
時間がない…
俺は…純白の機体を
身にまとった。
感想
- 40964:最初は可もなく不可もないかななんて思ってたんですが(上からで悪いんですが・・・)この作品普通に好きでしたwww 生まれつきのアザとかありがちですがそこがまたよかったです[2011-03-05]
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