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夢跡†(15)

[487] つる 2011-03-05投稿

「そうか…」

かける言葉も見つからない。それだけ立木も必死に自殺志願者を止めたいのに。

雰囲気が暗くなったのを察して、旭は慌てて言った。
「でもねっ、まだそんなに声かけてないし、手掛かりが無いとも限らないからっ」


「そうだな」


旭を見て、安心した。

正直自殺志願者も心配だが、旭の事も心配していたのだ。

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