わたしの恋愛履歴書3-3
結論から言うとトモは、
極度のセックス恐怖症で。
別にわたしは、したい訳じゃない。
“愛されてる”って実感さえあれば、そんなんしなくてもずっと過ごせる。そう思っていた。
けど、セックスはおろか、キスすらされない。
手を繋ぐのも、わたしからお願いしてやっと。
そんな状態で、どうやって愛されてるかを確認するかなんて、分かるはずがない。
自分から迫ればよかったのではと思われるだろうけど、当時のわたしにはそんな勇気などなく。
引かれたら怖い。嫌われたら怖い。
そんな気持ちしかなかった。
更に、トモは極度のマザコンだった。
「夕飯はお母さんが作ってるみたいだから、今日は帰るね」
夕方になると、お決まりのセリフ。
「今日は、じゃなくて、今日も、でしょ」
いつも心の中で叫んでいた。
それでもわたしはトモと向き合いたくて、たくさん話し合った。
時が経つにつれて、笑っている回数より、泣いている回数のが多くなっていた。
これじゃあ、サトの時と同じじゃん…
好きだけじゃ、どうにもならないのかな…
悩み苦しんでいたとき。
携帯が震えた。
…コウスケさんの名前と共に、着信を知らせるLEDが光っていた。
極度のセックス恐怖症で。
別にわたしは、したい訳じゃない。
“愛されてる”って実感さえあれば、そんなんしなくてもずっと過ごせる。そう思っていた。
けど、セックスはおろか、キスすらされない。
手を繋ぐのも、わたしからお願いしてやっと。
そんな状態で、どうやって愛されてるかを確認するかなんて、分かるはずがない。
自分から迫ればよかったのではと思われるだろうけど、当時のわたしにはそんな勇気などなく。
引かれたら怖い。嫌われたら怖い。
そんな気持ちしかなかった。
更に、トモは極度のマザコンだった。
「夕飯はお母さんが作ってるみたいだから、今日は帰るね」
夕方になると、お決まりのセリフ。
「今日は、じゃなくて、今日も、でしょ」
いつも心の中で叫んでいた。
それでもわたしはトモと向き合いたくて、たくさん話し合った。
時が経つにつれて、笑っている回数より、泣いている回数のが多くなっていた。
これじゃあ、サトの時と同じじゃん…
好きだけじゃ、どうにもならないのかな…
悩み苦しんでいたとき。
携帯が震えた。
…コウスケさんの名前と共に、着信を知らせるLEDが光っていた。
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