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[296] 焼きそば 2011-03-25投稿

伊織ちゃんも礼儀が正しい子だなーと思いながら、メールを返した。

◇2日後◇

連休が明けた。

俺は急いで、学校まで走った。

教室に着くと、太一っ、英子ちゃんと伊織ちゃんが談笑していた。

太一と英子ちゃんは、俺に気づかない。

伊織ちゃんが唯一気付いた。

「吉川くん、おはよう!」

『おはよう。』

太一がこっちを見た。

「おっ!優おはよう。」

英子もこっちを見た。
「優くん、おはよう。ギリギリじゃーん。」

『ハハッ、寝坊したよ。』

太一が言った。

「ったくー、優は〜。今日も、遊びに行こうぜ!」

『おい!クラブは?』

「終わってからだよ。」

『えー!女子は大丈夫なの?大分遅いけど。』

英子が言った。

「いいよ!」

『英子ちゃんは、バレークラブあるんじゃ…。』

「終わってから集まればいいの!」

『伊織ちゃんは?』

「私は教室で待ってる。」

伊織ちゃんも待っているらしい。

放課後は4人で遊ぶみたいだ。

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