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恋心・・第3話「お隣さん」

[397]  ナツキ  2006-09-10投稿
穂茅が急いでドアを開けるとガンッ!!と言う鈍い音がした。

「いってぇ〜!!!!」

良太はドアの前でしゃがみ込み額を押さえていた。

「大丈夫??」
「なわけ無いやろ」
「はは・・ごめん」
「ええから早く鞄持って来い!!俺バイク出しとくし」
「はぁ〜い」

穂茅はドアを1度閉め、荷物とヘルメットを持ち玄関へと急いだ。ドアに手をかけた時、外からエンジン音が聞こえた。穂茅はドアを開け、家の前でバイクに股がり、待っている良太の隣に駆け寄った。

「鞄持っててぇ〜」

良太が差し出された鞄を受取ると、穂茅はヘルメットを被った。穂茅が単車の後ろに股がり、穂茅と良太の鞄を持つと、2人は学校へと向かった。



「今日もラブラブ投稿やん」

学校につくと単車で投稿して来た2人を見ていた葉月(ハズキ)が穂茅に抱きついた。

「そんなんじゃ無いって!!」
「へぇ〜」
「ただのお隣さんやもんっ!!」
「でも、中学からなんやろ??」
「まぁ〜そうやけど・・」

穂茅は照れたように下を向いた。

「・・??」
「穂茅??どうしたん??」
「今筒井(ツツイ)さんにめっちゃ睨まれてたような・・」
「あぁ〜あの子神崎狙いって有名やで」

葉月は穂茅の頬を軽くつねった。穂茅は言葉にならない程驚き口を開けたまま葉月を見た。

「ウソ・・」
「まぁ〜あくまで噂」
「やんなぁ〜よかった・・」
「よかった??何で??」

葉月はニヤニヤと笑いながら、からかうように穂茅を見た。

「葉月のばか〜!!」



感想

  • 3621: 面白ぃです。私こーゅーのすっごぃ好きです。ここの小説の中で、一番気に入りました。続きが読みたぃです。 [2011-01-16]
  • 3628: 作者:ありがとうごさいます♪頑張って書くのでコレからも感想お願いします♪ 訂正:投稿→登校でしたすみません? [2011-01-16]

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