特等席
いつだって
自信過剰で強引な君に
逆らう事も出来なくて
振り回されては
自己嫌悪に陥って
だけど
どうしても
嫌いになれなくて
やってる事は無茶苦茶
なのに
人を惹き付けずには
いられない君の存在は
悔しいくらいに眩しくて
腹立だしく思う事も
度々あるんだけれど
共に居る事が
たまらなく誇らしい
とか感じたりもして
なんて
訳のわからない感情
君に対するこの想いが
憧れなのか嫉妬なのか
もしかするとその答えは
永遠に出せずじまい
なのかも知れない
けれど
それでも
このままずっと
君の側に居られたら…
僕は
僕の居場所はきっと
君の自信過剰で強引な
その不均衡な場所
それは
最高の特等席
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