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純心 [後]

[306]  f→ve  2006-09-10投稿
理解して僕を、包んで僕を、許して僕を…
仮に貴方の心が偽りを成していてもいいから、自分勝手だけど、心の周りをきれいにして。
これから誰も痛めさせない平行な形、きれいじゃなくてもいいから、心を造り替えて。
それが無理なら、せめて貴方と同形にして。
形が同じなら、僕は貴方と同じ、見方になれる、仲間になれる、一緒になれる。
叶ったら何処かに嫌気が指して心が鬱蒼としないように、僕がずっと管理する、心も貴方も。
心は貴方に近づいていく、同じ人の心に近づいていく、そして負の感情を僕は許容できる。
そして、僕は純心になれる。
純心になる瞬間は、隣にいて、眺めていて、微笑んでほしい。
笑ってくれたら、僕は初めて純心を君に、僕はいつも君を守って、あげるから。

今日も辛酸な妄想を心は産み続ける。
叶わない、難い世界への憧れ。
希望から一転、現実を見れば妄想は不完全な感情に変わる。
そして何重にもなった心の贅肉に付随して安置を保つ。

書き終わって再び、僕の心は黒く、醜悪になっていくのだった。

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