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華 6 ―愛―

[340] ゆう♪ 2011-04-01投稿

華の住む家に着いた。
ピンポーーン

「はい。」

華が出てきた。

俺は思いきり、華を抱き寄せた。

「陽一…。」

『華、ありがとう。』

華は涙を浮かべていた。

「陽一は歌が上手い人が好きって言ったよね。

私は陽一の理想になりたかったの。

だから、歌手になろうと思ったの。」

俺は驚いた。

『そうだったのか?』

「モデルや女優もやれば、歌を聞いてもらえる機会が増えるから…。」

『…。』

「でも、陽一を傷つけちゃったよね。」

『…俺は華が違う世界に行くのが嫌だった。

それに…歌手になったのは、俺がきっかけだったなんて、知らなかったよ。』

「ドラマはサプライズで見てもらおうと思ったの。」


『ありがとう。』

俺は華にキスをした。

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