華 7 ―手と手を繋いで―
『この曲は宝ものにする。』
「うん。」
◆それから◆
「陽一!またその曲聞いてるの?」
『うん。俺の宝だから♪』
「もー!いい加減、恥ずかしいよ!」
『早く、新曲出してな。』
陽一が微笑んだ。
「まかせといて!」
華が笑った。
これからも華は忙しくなりそうだ。
愛し合うゆえに、空回りした2人のLOVESTORY。
これからは、俺は想いを伝えていくから、華も歌で伝えて。
そうすれば繋がるから。
なあ、好きだよ。
華 ◆終◆
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