携帯小説!(PC版)

トップページ >> 詩・短歌・俳句 >> 忘却の眠り姫

忘却の眠り姫

[366] 東雲 2011-04-10投稿


寝て忘れてしまえばいい

さすればきっと
嫌なことなど消えるわ

何がそんなに
楽しいのだろう

建前 笑顔 薄っぺら
一人が怖い言い訳よ

見た目は集団よ
だがよく目を凝らしなさい

そこにあるのはただの
偽者の仲間たち

別に私が一人なのを
悲願でるんじゃないわよ

私は大丈夫
別に大丈夫

寝て忘れてしまえばいい

一人の虚しさも
周りのひそひそ声も

だから今は少しだけ
私を寝かせてよ

寝てる間は何も
考えなくていいのだから

さよなら孤独
さよなら集団

さよなら偽者
さよなら造物

寝て忘れてしまえばいい

寝て忘れてしまえばいい



さあ…おやすみなさい


感想

感想はありません。

「東雲」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス